※ずいぶんと季節外れな写真だな。
まあ、ここまでうまくいかなかったのは人生で初めてかも。っていうくらい、2009年はすべてうまくいかなかったです。これが厄年の怖さなのでしょうか。いやまだ前厄なので来年は本厄・さらに再来年の後厄まで含めてあと2年もこういう状態続くとしたらちょっと耐えられないかも。もう諦めてこれらは受け入れるしかない、と軌道修正していますが、なかなか難しいです。奥さんと子ども二人いるのに、っていうか二人目生まれたばっかりなのにこのような状況っていうのは、正直精神的にキツイです。
考える時間は確保できているのでとにかくこれまでを振り返って自分を見つめ直していますが、最近気づいたのは、「10年ほど前に夢見ていた&あてにしていたことは残念ながら達成することができなかった」ってことを、そろそろ総括して受け入れるべきでは?、ってことです。
当時、いわゆるITベンチャーに運良く拾ってもらい、そこが化けてくれることを期待しながら過ごしていたわけですが、よく考えたら他力本願ではそんなに都合よく事が進むことなんてそんなにあることではない。で、やっぱりそこがダメだったとわかった時点でそういう期待を捨てて切り替えていればよかったのですが、その後も運良くITベンチャーに潜り込めたことでさらなる希望を持ち続けてしまったのです。当時の機運としてはそれが叶えられる気配はずいぶんありました。景気が良ければそれでも良かったのですが、昨年来の経済状況や今後の展望を考えると、そういうのはもう無理なのかも知れません。であれば、もう少し前にそういうことは諦めるべきだった、というのが今の偽らざる感想です。
でも、ITベンチャーが化けてくれるのを期待するのは、宝くじよりは遥かに確率がよかったのも事実です。いろんな理由で他の人より遠回りばかりしてきた私としては、挽回するためにはこれに賭けるしかなかったのです。いろいろきつい時期もあったけどなんとか耐えてみた。でも、やっぱり希望通りとはならなかった。加えて、すでに若くないことに気づいてしまい、さらに愕然としたのです。ああ、これが人生ってやつですね。やっぱり難しい。
とは言うものの、冒頭に書いた通りこどもを抱えている以上は落ちぶれているわけにもいかないのです。幸か不幸か政権も変わり、なんだか迷走ばかりしてます。この国もどんどん混沌として行くようです。この先数十年後はおろか、数年後だって不透明。何が起こるかワカラナイと思います。だとすれば、混乱に乗じるのも一つの手かも知れません。
いろいろ書いてみましたが、人生がもう少し長いと仮定すれば、長い人生のうちこういう時期があってもOKですかね。いや、現時点ではかなり辛いけど、もしかしたら数年後・数十年後に「あの時は大変だった」と言ってるかも知れない。というか、そうしたい。なので、せっかくなのでこの状況を受け入れ、試練に耐えて、運命に従って生きていこうと思っています。